アイムピンチ 口コミ

アイムピンチを信じて

その日の夜。

 

真鈴を寝付かせた後、早速ネット検索してみました。

 

アイムピンチ。

 

今の私に、ぴったりなネーミングです。

 

不意に、おかしさがこみ上げてきました。

 

とにかく撮影日まで日がないので、すぐに注文することにしました。

 

ポストに届いたのは、撮影日の丁度1週間前でした。

 

 

……え?こんなに小さいの?


 

藍さんのすごい自信に押されてか、私のアイムピンチへの期待はいつの間にか大きくなっていました。

 

しかし届いたのは、手のひらに収まる程の小さなボトル。

 

トライアルボトルは10mlと書かれていましたが、それが具体的にどのぐらいの量なのか考えてもいませんでした。

 

藍さんはトライアルボトルで十分だなんて言っていたけれども、とてもそうは思えません。

 

 

これっぽっちの美容液じゃ、変われるはずない……


 

急に、試してみる気さえ失せてしまいました。

 

膨らんでいた期待が、穴の開いた風船のようにしぼんでいきます。

 

アイムピンチを箱に戻している時、リビングで携帯電話が鳴りました。

 

 

もしもし真奈美〜?この間は会社まで来てくれてありがとうね!


 

 

佐恵子、やっぱり、断っちゃダメかな。


 

 

まだそんなこと言っているの?


 

 

だって、こんな肌の私がイメージモデルだなんて、ふさわしくないもの。


 

 

ねえ、真奈美。あなたにモデルをお願いしたのはね、真鈴ちゃんの事を話している時の笑顔が、すごく素敵だったからだよ?


 

 

私の笑顔?


 

 

ええ。真鈴ちゃんのへの愛が溢れていたわ。だから、真奈美が新企画のコンセプトにピッタリなの。


 

 

でも、モデルはやっぱり無理。ごめんね、佐恵子…


 

 

そっか……


 

 

会社の人たちにも、すごい迷惑かけちゃうね。藍さんには、美容液を紹介してもらったり叱咤激励してもらったり、申し訳ないな……


 

 

え?藍ちゃんが美容液?美容にはあまり関心ないだなんて言っていたのに、意外。


 

 

すごく詳しかったわよ。変化を目の当たりにした凄い美容液とやらを、勧めてくれて。


 

 

それってもしかして……アイムピンチ?


 

 

え?うん、そうだけど。


 

数秒の沈黙の後。

 

受話器から佐恵子の大きな笑い声が聞こえてきました。

 

 

ど、どうしたの?


 

 

あははは、それで?アイムピンチ買ったの?


 

 

トライアルボトルをね。でもこんなちょっとじゃ、効果なんて実感できそうもないね。


 

 

大丈夫。書いてある通りの量だけで、必ず変われるよ!


 

 

藍さんも佐恵子も、すごい自信だね。


 

 

だって、藍ちゃんが目の当たりにした変化って、たぶん私のことだもの。


 

 

ええ〜?一体どういう事?


 

 

私さ、ずっと仕事一筋で我武者羅に頑張ってきたから、肌のことなんて気にも留めていなかったの。それがさ、同窓会の通知が来て、はっとしたの。こんな老けた姿、皆に見られたくないなって。ほら私、見栄っ張りなの知っているでしょ?


 

少し照れくさそうに、佐恵子は続けました。

 

 

だから、同年代のモデルさんにアイムピンチの話を聞いて、飛びついたの。届いたのはまさに、同窓会の1週間前!でもね、アイムピンチを信じて、とにかく使い続けたんだ。そしたらね、どんどん肌が艶々してきてね。


 

 

エステにでも通っているのかと思ってた。


 

 

真奈美と同じで、肌もメンタルもピンチ状態だったよ。


 

 

私も、アイムピンチで変われるかな?


 

 

もちろんよ!そりゃ、シワが突然なくなることはないけれどね。あれからずっと使っているから、私のお肌はご存知の通りよ。トライアルボトルだけでも、ずいぶん肌の感触が変ったから。1日中潤っているし、化粧のノリも全然違うわよ。私の肌がね、自信を持って笑っていいよ!って、言ってくれている気がしたわ。だから真奈美も、あの時見せてくれた笑顔に戻ってほしいな。


 

 

私……信じて使ってみる!話してくれてありがとう、佐恵子!


 

 

私がすぐに教えてあげたら良かったね。それにしても、藍ちゃん、全然興味ないふりして実は使っていたんだ〜。


 

佐恵子のカミングアウトに背を押されて、私は再び、アイムピンチを手に取りました。

 

どうかこれが、本当に魔法のお薬でありますように。

 

そしてどうか、自分の笑顔に少しでも自信が持てますように。

 

 

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